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背伸びをしていた僕の中高生時代を思い出させる



「おたく」の精神史--1980年代論講談社現代新書

大塚英志の『「おたく」の精神史 1980年代論』を読む。
『諸君!』97年10月から2000年10月号まで連載された「僕と宮崎勤の80年代」を加筆校正したもの。

「80年代論」というより、大塚の個人史的な内容で、彼が80年代に何に関心をもって、何をしてきたか、というもの。だから一つ一つの章がそれぞれ独立した論となっているが、それでいて通読するとちゃんと80年代論になっている。なかなかの好著。

   買って、読んで「あっ、やられた・・・」と思った。

このところ、この世代のおば・・・いやいやお姉さま方とお話する機会が多くて、彼女たちって新人類世代だなってことに気づいて、このテーマで論文を書いてみたいと思っていたんだけど・・・。こういう大きなテーマというか年代論というか文化論的な文章って一度書いてみたい。

大塚ら「新人類」が「団塊の世代」の下に位置づけられるとしたら、僕は「新人類」の下の世代に属する。
僕にとって80年代(後半)は、まだ子どもだった頃だが、同世代の子たちと同じに見られたくない、一歩先に進んでいるようにみられたい、という意識が強かった。要するにこ生意気なクソガキだったわけだが、その格好のアクセサリーが一世代上の新人類たちのカルチャーであり、ニューアカや野田秀樹や鴻上尚二の演劇だった。

大塚が年代を入れて書いてくれるので、自分はこのときいくつで、こんなことを考えていたなぁ、なんて思いながら通読した。

ただ新書としてはやけに分厚いし、従来の大塚英志の主張の総集編的な感があって、言及されている内容も多岐に渡る。だから自分の興味のあるところは、面白く読めるんだけど、予備知識がないところは結構、読むのが辛かった。僕と同世代以下の人には読むのがツライかも知れない。興味のあるところだけ、読んでいってもいいかと思う。
また、「総集編的」と書いたが、その反面、大塚の論説を以前から読んでいる人には、目新しさはあまりない。

そこを割り引いてもなかなかの力作だと思う。

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鴻上尚「史」さんです。

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