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田中宇って人

 田中宇(たなか さかい)の最新刊が出ていたので、読んでみた。田中宇『アメリカ以後光文社新書 134
 僕はこの人の本は大抵、目を通しているはずだし、その配信が20万を超えるとか言われているメールマガジンも読んでいて、そう書くと、じゃあ、ファンなんじゃないか、と言われそうなんだが、どうも判断に迷う人です。
 要するにパチモノっぽいんだけど、論旨や論証もきちんとされているので(やや強引な感はあるが・・・)判断に迷う、ということ。中高生の頃、落合信彦に騙された・・・いやいや読んでいた過去があるんで・・・。氏自身もそれは承知しているようで著書の中で、こう書くと陰謀論と思われるかも知れないがと何度も断っているほど。
 新刊のタイトル「アメリカ以後」というのは、現在のアメリカが突出した力を持つ国際情勢(単独覇権主義)は早晩、崩れる。そうだとするならば、今後の世界情勢はどうなるのか、というもの。
現在のアメリカ・ブッシュ政権は単独覇権主義のネオコンと国際均衡を重視する中道派が存在する。メルマガを読者には、おなじみの主張だが、昨今のアメリカの行動は、単独覇権主義を推進しているように見えて、わざと自国の覇権を壊すような行動をとっているのでないか。これは、ネオコンに単独覇権主義を推進させるようにみせて、中道派が国際均衡を図るために敢て、アメリカの力を殺ぐ政策を行っている、というもの。
 本当なら大変なことだが・・・。ブレジンスキーは国際政治をチェスに例えたけれど、いくらなんでもそこまで単純な構図で、ゲームのように国際政治が動かせるものなのだろうか、という直感的な疑念が拭えない。友達同士や男女間だって、こう言ったら、こう来るだろう、と思ってても、全然そうじゃない方向に行くってことはよくあるんだし、それをここまで複雑な綱引きを国際政治で・・・できるものなのか???
また、これとは別に2月17日付けのメルマガではアメリカの通貨政策にも触れていて、アメリカがドル安を容認と人民元の切り上げ要求をしているのは、景気回復ではなく「ドル一極支配からの意図的な撤退」ではないかと推論している。
 これは・・・それではプラザ合意は何なのだとか、そもそもアメリカがドル安政策に転じたのは今回が初めてではない。通貨政策はそのときの経済情勢によって動かすもの。いままでだってその時々でドル安、ドル高政策をとってきた。今回も単純に、デフレ傾向を抑止するために、通貨安・低金利・財政拡大のリフレ政策を取っていると考えた方が良いような気がするし、別に、突飛な通貨政策ではない。
 どうも、いろいろと論拠にエビデンスがついているので、なるほど、そんな風に考える人もいるんだ、いや、ホントはそうなのかもな、と思ってしまう。もっともエビデンスにはこんな記事よく見つけてきたな、というのも一杯あるんであけど・・・英語の出来る人はいいな。まぁ、いろんな人の意見を知るという点ではいいし、こういう人もいてもいいんじゃないかと思って読んでいる。いずれにせよ、すごい人であることは確かなんだろう。読んでおいてもいい本だと思う。

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Comments

はじめまして。

「田中宇」と「アホ」という検索をして、こちらのサイトを知りました。

2月20日の「田中宇って人」を読ませていただきましたが、私もどうも田中宇って人がひっかかっています。

>パチモノっぽいんだけど

そうですね、田中宇というよりは田中字という方がお似合いです(笑)。どうやら“字を読む”ということは得意みたいですが、“考える”ということはできないみたいです。

特に最近のイラクとアメリカのコラムについてはもう酷かったです。アメリカの裏工作的な内容のことが書いてあったのですが、元の英文コラムを読んだ彼がいかにもそれを信じ込み感情的になって書いたとしか思えない文章でした。それを読んだ人間に与える影響とかを全く考えていないというか、それを楽しんでいるというか、、。彼が引用をしているどの英文コラムを見ても、そういった見方もできるとし、読者に対しての配慮が感じられる書き方なのですが。

>まぁ、いろんな人の意見を知るという点ではいいし、こういう人もいてもいいんじゃないかと思って読んでいる。いずれにせよ、すごい人であることは確かなんだろう。読んでおいてもいい本だと思う。

実際は彼みたいな人が多いのではないのかと思うと少し残念ですが、今回こちらのサイトを知り、貴方のようなご意見を聞くことができて光栄に思います。

これからも更新がんばって下さい。

お目汚し誠に失礼いたしました。

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