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ハイスクール1968


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ハイスクール1968

面白い、読むべし。

筑駒から東大というのは、僕の中学時代の憧れだったな。もっとも僕は筑駒なんて論外で、滑り止めにもならない学校に進学してしまいましたが。

それはともかく、同書で描かれる当時のカルチャーや高校紛争についてはいろんな人がコメントしているし、僕にはよくわからないので、自分の高校時代と比較での感想。

なんか、凄いカッコいい高校生活だなぁ、と・・・。

前に大塚英志の『「おたく」の精神史』に触れたとき、これって、僕が中高生の時のカルチャーだなぁ、と思ったわけですが、四方田先生の「ハイスクール・・・」を読むと、同じ高校生でも随分違う感じ。なんというか高尚だよね。さすが、筑駒・・・いや当時は教駒か。

それと、なんつうか、ガツガツしてなくていいよね。
良家の子どもに生まれて、お小遣いにも不自由してなくて、エリート校に行ってて、それなりに頭も良くって・・・という環境だと、こんな感じの子に育つんでしょうか?
そういえば、同じ教駒でも、高校に進学した当時、中学からの下上がりではなく、高校からの進学組で、東京郊外や千葉から通っている生徒に対して、四方田先生がわぁ、いろんなヤツが来たな、と思っているくだりがあるけれど、僕なんかは全然偏差値は違うけど、この郊外から東京の高校に進学した組に属してしているわけで、四方田先生とは違う意味で、四方田先生に違和感を感じる。
僕の場合は、あくまで大前提に「受験」があって、例えば、当時流行っていたニューアカの本を読むにしても、大学でこの辺りが流行っているんで、入試問題に出るんじゃないの、みたいな観点で読んでたし。
ただ、高校中退して中卒で働こうとケーキ工場に行くくだりなんか、そこまでいくと「ホントかなぁ」って感じ。
ウチの高校も進学には厳しかったので、ついていけなくて十数人くらいかな?中退していったヤツらはいたけど、それなりの進学校からドロップアウトして高校中退で働くって、ツライよ。


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ゲーム―Super 27years Life

飯野賢治はまさに中退して、幸いにしてゲームで身を立てることができたけど、彼の『ゲーム―Super 27years Life』の方が、考えてることは共感できる。
なんか、ケーキ工場で働いている自分に酔っているだけなんじゃないかな、という気がする。教駒でそこそこの成績にいて、数学はトップクラスなら、今は遊んでいてもいつでも復帰できるっていうのが腹の底にあったんじゃないかな、という気がする。結局、四方田先生も東大に入ったわけだし。

と・・・思っていたら、教駒で同期同窓らしい法政の鈴木晶先生の3月3日付け日記で、「四方田が大法螺吹きであることは、業界では知らぬ者はない」と書き、こんなことをおっしゃっている。

「同級生に取材して書いたにもかかわらず、その同級生たちのことをわるく書き、自分だけは憂いを帯びた哲学的な高校生として描いているのだから、まったく呆れる。本人を知っている人なら、「また始まった」で済むのだが、知らない読者は信じてしまうのだろうなあ。」
 
どこいら辺りまでがホントでどこいら辺りまでが嘘なのか、わからないけど、「自分がいかにカッコイイ高校生だったかを世間にアピール」したくて書いたものではあるらしい。

でも、本としては面白いんだよね。映画とか現代詩だとか色々でてきて、わかんないとこもあるんだけど、60年代後半から70年代初頭のカルチャーとか雰囲気はこんな感じなのかなぁ、と思いながら読めばいいと思う。

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