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ソニー本社六階

sony
『ソニー本社六階』


ソニー元社員の告発本。タイトルの「本社六階」というのは、筆者が在籍していた経営企画部があるフロアだそうで、ソニー社員の間では、隠語として「六階」という言うのだそうな。「本部さま」とか「本社さま」というニュアンスなんでしょう。

内容は、ソニーというと先進的な経営が行われているように思われているけど、それは違う。他の大企業と同じような本社の官僚的な体質があったり、特に、筆者が在籍時代の社長である大賀社長(当時)が在任期間が長期化して誰も逆らえない状態になっていたことを批判している、というもの。
本書に興銀から出向してきた筆者の上司W氏って方が出てきて、ソニーを外の目から見て、ずっとソニー育ちでそのおかしさが当たり前のことだと思っている筆者にいろいろと示唆を与えてくれるんですが、その指摘されることって、ソニーにユニークなおかしさ、というより、むしろ当たり前というかどこの企業にでもある話という感じはします。
確かに、オーナー会社や長期政権の企業に途中から入社すると、「へぇ」と思うことは結構あります。オーナーが絶対という聖域みたいになっていて、その会社の社員にはそれがいかに理不尽なことであっても、理不尽とは思ってないというか・・・。私も、W氏のような「上司」ではなくて「ぺーぺー」ではありましたが、経営企画部(私のトコは営業企画部って言うんだけど)的な部署に、中途で入ったことがあるんですよね。業種は違いますが、やっぱり、長期政権の社長で、そのときと状況がそっくり。ですから、当時のソニーがヒドイ経営だったというより、ソニーも普通の会社ですよ、ということに過ぎないんじゃないかな、というのが印象です。
逆に、筆者は意図していないと思いますが、ソニーは、「自社が一流企業である」「わが社の社員は優秀である」という意識が強い会社だなぁ、という印象を受けました。他の企業よりも自分達は一段高いポジションにある、と考えているんだろうなぁ、と印象を受けたのはむしろ、ソニー独特なんじゃないでしょうか。

同じ電機メーカーの富士通の元人事部員が同社の成果主義人事制度を批判する本を出したことがあったが、あれは成果主義人事制度の一つの側面を知る上で、なかなか興味深かったが、今回のソニー本は舞台がソニーなので、ソニーに興味がある人はそれなりに読めるのかも知れないが、あんまり得るものはなかったかな。
fujitsu


『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』


実は、以前、友人がソニーと別の会社のどちらかに転職をすることを悩んでいて、あんまり考えなし「ソニーがいいんじゃないの」と言っちゃったのが、気になっていて読んだ本。
結論として、「ソニーも普通の会社」ということなら、どっちを選んでも一緒。イメージの良さげなソニーを勧めて正解だったということか。

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