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反転―闇社会の守護神と呼ばれて

おそらく、ヤメ検(検察出身の弁護士)の中では最も著名な田中森一氏の自叙伝。
田中森一氏が特捜部在籍中から、お名前は存じ上げていたし、本書の中でも紹介されている文藝春秋の記事(「東京地検を告発する!特捜検事はなぜ辞めたか」文藝春秋88年1月号)もリアルタイムで読んで、法学部志望の高校生だった私は、その退職を非常に残念に思った覚えがある。

前半は、貧乏な漁師の息子として生まれ、苦学しながら定時制高校から地方大学を経て司法試験に合格。たたき上げの特捜検事として活躍辞職するまで。後半は、バブル絶頂期にヤメ検弁護士として、バブル紳士たちとの交流が描かれている。

前半の中で、あれと思ったのは平和相互銀行事件。一般に、平和相互銀行首脳部による不正融資事件として、了解されており、私のもそういう理解だったのですが、実際には、平和相互銀行は被害者で、むしろ、おどされて融資をひきだされていた、という。田中氏も指摘している通り、「国策捜査」というのは、別にいまにはじまったことではなく、平和相互銀行事件も「国策捜査」としておこなわれたものだという。

後半の田中氏と交流のあったバブル紳士たちの人物像も面白い。
厚めの本ですが、読みやすく一気に読めました。

ところで、弁護士と言っても、すべての法律に通暁しているわけではない。もっとも儲かると言われているのは、民事でも、渉外弁護士など、M&Aなどを担当する先生方。
先日の緒方公安庁元長官の事件もそうですが、いわゆる「ヤメ検」が期待されるのは、刑事や事件性の高そうな案件。検事出身でお金儲けしようとしても、渉外弁護士ができるわけでもなく、結局、緒方氏や田中氏のような案件を担当するしかないのかなぁ、と。

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