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中国を知るための2冊~「この厄介な国、中国」「「反日」で生きのびる中国」

両方とも古い本ですが、尖閣問題などの中国問題に関して思うところがあり、読み直しています。
「反日・・・」は2004年。「この厄介な・・・」は最近出ているのは改訂本ですが、私の手元にある改訂前の本は、2001年。2001年の本自体が、1997年に出た「妻も敵なり」の改訂本ですから、初版は1997年。
通常、この手の時事関係の本は読み終わると処分してしまうのですが、当時も、思うところあって取っておいていたようです。

「この厄介な・・・」は、当時、中国とはいわゆる「教科書問題」で揉めており、中国の外交問題に対する我々には不可解としか思われなかった行動について触れており、「「反日」・・・」は、中国の愛国教育というか反日教育の狙いについて解説していた本でした。

随分前に読んだので、内容については、後日にしたいと思いますが、一点、岡田英弘先生が「この厄介な・・・」の冒頭で、「指桑罵槐(しそうばかい 桑を指して槐(えんじゅ)を罵(ののし)る)」という言葉で、中国の行動原理を説明しています。
桑と槐(えんじゅ)は全く似ていない木ですが、

つまり「桑の木を指して槐を罵る」というのは、「本当の怒りの対象とはぜんぜん別ののものを攻撃する」という意味である。
中国人が怒っているとき、その言葉を鵜呑みにしてはいけない。中国人はどんなときも表立って誰かを批判したり、攻撃することは決してしない。(中略)つまり、ある相手を攻撃しているように見せて、実は別の人を批判しているのである。
岡田英弘『この厄介な国、中国』p20

1983年の教科書問題の背景に鄧小平政権を揺さぶる楊尚昆ら中国人民軍の思惑があったように、愛国教育が江沢民政権の権力地盤を固める手段であったように、今の中国も胡錦濤政権や次期トップと言われる習近平らの周辺の思惑があっての動きなのかも知れません。

もっとも、こういうことは、アメリカがたまに政権維持のために戦争を仕掛けるように、別に中国にユニークなことだとは思いませんが・・・。

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