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迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教―

たまたま立ち読みしたのですが、面白い本だったので、買ってきて、一気に読みました。

ドイツ人である著者が、禅修行のために来日。ついには出家して、住職(堂頭)になるまでの半生が描かれています。

ドイツ人が住職?なんで??というところもユニークですが、著者が住職を務める安泰寺という寺もユニーク。兵庫県の山奥にあり(HPをみると冬季は雪のため入山ができないほど)、檀家を持たず、自給自足で修行をしている小さな寺なのですが、実は澤木興道内田興正が住職(堂頭)を務めていた由緒ある寺でもあるようです。

葬式仏教、ファミリービジネスと化してしまった日本仏教の批判や禅寺での厳しい修行の様子も興味深いですが、著者が「何のために生きるのか」という疑問から、禅に向かっていった経緯が、ぐいぐい引き込ませます。
『正法眼蔵』や『学道用心集』(このあたりがさすが澤木師のお弟子さんの系譜といったところですね)からの引用も多く、同書の平易な入門書といった趣もあります。

同じ曹洞宗の南直哉氏の『語る禅僧』の冒頭に、スベロニアからやってきた出家希望者の話が出てきますが、彼が禅僧になっていたら著者のようになっているのでしょうか。南氏も同書の中で、「生きづらさ」が出家の原因と記していました。

ところで、本書では登場人物の名前は大藪先生も含め仮名となっており、著者の師匠にあたる人物さえも堂頭さんとのみ記されています。著者が住職になる経緯がさらっと記されていますが、そのあたりのことが原因なのかもしれません。


安泰寺



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