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四月 2011

エクスペンダブルズ

『エクスペンダブルズ』(原題: THE EXPENDABLES )
製作年度: 2010年 上映時間: 93分
監督: シルベスター・スタローン
出演: シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー、スティーヴ・オースティン、ランディ・クートゥア、テリー・クルーズ、ゲイリー・ダニエルズ、エリック・ロバーツ、デヴィッド・ザヤス、ジゼル・イティエ、カリスマ・カーペンター

こりゃぁ、凄い映画です。

孫文の義士団』を香港版『エクスペンダブルズ』と評する声があったので、いまさらながらTSUTAYAで借りてきて観たのですが、予想を超える代物でした。

良くも悪くも、これだけ役者を揃えれば、それだけで、凄い映画になるんだな、と。

予告にあるスタローンとシュワルツネッガーとブルース・ウィリスとの共演シーンはたったワンシーンで、アクションシーンでも何でもないシーンなんですが、世界を代表するアクションスターの3人が一つの画に収まっているというのは、それだけで迫力があります。
なんてったってマクレーン刑事がランボーとターミネーター(つうか、コナン・ザ・グレートか)に仕事を依頼するシーンなんて、今後、2度とお目にする機会はないんでしょう。

要するにスタローン率いる傭兵軍団「エクスペンタブルズ」が南米の小島の軍事独裁政権相手に大暴れという話(ちょっと違うか・・・)なんですが、スター揃いだけあって、みんなバカみたいに強いんですが、それが全く違和感がない。だって、トランスポーターのジェイソン・ステイサムが若ハゲ扱いで、拳聖 アジアの至宝 ジェット・リーがチビ扱いされるチームですから。

ジェット・リーといえば、ドルフ・ラングレンとの格闘シーン大物対決という感じで見物ですが、個人的にはジェット・リーが(拳法でなく)銃を撃ちまくるシーンというのは、なかなか様になっていてよかったな、と。

凄い映画でした。これ、劇場でみたかったなぁ。。。

孫文の義士団

『孫文の義士団』(原題:十月圍城)
(4月17日 シネマスクエアとうきゅう 新宿)
製作年度: 2009年 上映時間: 139分
製作:陳可辛(ピーター・チャン)
監督:陳徳森(テディ・チャン)
出演: 甄子丹(ドニー・イェン)、黎明(レオン・ライ)、王学圻(ワン・シュエチー)、梁家輝(レオン・カーフェイ)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、胡軍(フー・ジュン)、李宇春(クリス・リー)、任達華(サイモン・ヤム)、曾志偉(エリック・ツァン)、范冰冰(ファン・ビンビン)

昨年の香港電影金像奨グランプリ作品。
上記のように主役級のスターを揃えた配役。
面白くないわけはない、と随分前から楽しみにしていた作品。

・・・だったのですが、期待が大きすぎたせいか、いまひとつ感情移入できませんでした。

いや、面白くないわけではないのです。

レオン・ライが鉄扇を持って登場したときなんか、思わず声を出しそうになるほど無茶苦茶カッコイイ。
このシーンを見るだけでも、お金を払って劇場に足を運ぶ価値はあります。
ドニー・イェンのアクションシーンもさすが。

この作品、もともと予備知識なしで見たのですが、てっきりドニー・イェンが主役かと思いきや、孫文を支援する実業家親子と新聞社の社主が物語の中心。義士団も孫文を守るというよりは、孫文の影武者になっているまだ少年の実業家の息子を守るというストーリー。

物語の前半で、登場人物の人間関係を描いているのですが、登場人物が多く、話を詰め込みすぎているせいか、実業家親子もそうですが、ドニー・イェンの親子、京劇の親子、新聞社主と暗殺団の頭目等どれもイマイチ感情移入できない観がありました。映画でなく連続ドラマでやったら、違うんでしょうかね。

とはいえ、確かにアクションシーンはいいです。これだけでも映画を見に行く価値はあります。

岩瀬大輔『ネットで生保を売ろう!』~シンプルで安価な商品を提供するということ

タイトルの通り、ライフネット生命の岩瀬大輔副社長による同社創業の物語をアゴラ-言論プラットフォームで連載していたものをまとめたもの。
同社社長の出口治明氏も『直球勝負の会社』という同趣旨の本を出されており、こちらもすこぶる面白かったので、早速、購入してみましたが、期待に違わず、一気に読んでしまいました(ちなみに、岩瀬氏の本にも出てくる出口氏の著書『生命保険入門』あれはいい本です。)。

創業前のエピソードは視点は違えど、出口氏の著書で拝見していたので、意外性はなかったのですが、興味深かったのは創業「後」の話。

ネットライフ生命というと、創業前からネットでは注目されていたことから、順調に業績を上げているイメージだったのですが、立ち上げ期には他のベンチャーと変わりなく苦労をされていたのだな、と。

私も生保業界には少しだけ在籍していたことがあります。
これは生保だけの問題ではないのですが、業界にとって儲かる(手数料が高い)商品、売りやすい商品ばかりが販売されがちで、それがゆえに、わかりずらく複雑な商品ばかりが巷に氾濫しているように感じます。
本当に消費者がこんなものを求めているのか、常々疑問であっただけに、ライフネット生命のシンプルな商品を安価に提供すると理念には共感をもっちたので、是非、応援したい企業であるな、と再確認しました。


そういえば、まだインターネット黎明期にFRISK(@nifty リスクマネジメント&FPフォーラム)時代の先輩で、ネット生保ではなく、ネット生保代理店を創業された方がいらっしゃいました。
当時のナローバンド中心のネット環境では、とても収益が上がらず、事業を撤退されたと伺っていますが、その後、どうしているんでしょう・・・。


わたしを離さないで~とにかく泣ける、いい映画でした。

わたしを離さないで』(原題:NEVER LET ME GO)
(4月10日 ル・シネマ 渋谷)
製作年度: 2010年 上映時間: 105分
監督:マーク・ロマネク
出演: キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ

ご存知の方も多いと思いますが、ル・シネマの日曜日の最終上映回は1000円。
それを考慮しても、空いてるのは最前列くらいで、ほぼ満席でした。

予告や映画の冒頭で、どんな話なのか想像がつく方もいらっしゃるでしょうが、この映画に関しては、予備知識なしで、とにかく観ることをお勧めします。泣けます!というわけで、ここではネタは書きません。

主役のキャシーH役のキャリー・マリガンだけでなく、アンドリュー・ガーフィールドやキーラ・ナイトレイ、それに子役たちもとてもいい演技だったと思います。

原作はカズオ・イシグロらしいので、読んでみよう、と思いました。


BICカメラSuicaカード(VIEW Suicaカード ビューカード)の更新手続き

モバイルスイカがやりたくて作ったBICカメラSuicaカードが、かれこれ5年たち、更新カードが送られてきましたが、Suica機能があるせいか、通常のクレジットカードと異なる手続きがありました。

1、Suicaチャージ残高の現金払い戻し
Suicaが載っているので、「今までの古いカードに残っているSuicaはどうなるのかな」と思ったのですが、自動的に新しいカードに引き継がれるわけではなく、ALTTE(アルッテ 駅にあるビューカードのATM)で現金で払い戻すので、手続きして下さい、とのことでした。

通常、一旦チャージしたSuicaを払い戻す場合は、手数料が必要ですが、この場合は無料でできます。
払い戻した後は、古いカードのSuica機能は使えなくなる、とのことでした。

JR東日本圏内の方はALTTEがあるので、いいのですが、圏外の方は、カードを品川のビューカードの本社に送付して、銀行口座に振り込みしてもらう、という方法になるんだそうです。

2、モバイルスイカ、えきねっとの登録変更
クレジットカードの有効期限が延長されているので、変更手続きが必要になります。一方、SuicaのID番号(カード裏面のJから始まる番号)も古い番号は引き継がれず変更になっているので、Suicaポイントクラブの登録も変更が必要かな、と思ったのですが、こちらは、勝手に新しい番号が追加されていました。

3、セキュリティパッケージ
簡易書留でなく、クロネコヤマトのセキュリティパッケージで送付されます。
本人確認のためなんでしょうか?自宅で必ず受け取らないといけないようですので、ちょっと面倒です。

ところで、Suica残高の払い戻しが無料でできる、ということは、Suicaにフルチャージ(上限2万円)してから、払い戻しをすれば、2万円を無料で、キャッシングしたのと同じ効果があり、もちろん、Suica2万円分の120ポイントもつくようです。120ポイントは、300円分のSuicaに変換できますから、めんどうなことをさせてる手数料みたいなものなんでしょうか。

冲方丁『天地明察』、 田尻祐一郎『江戸の思想史―人物・方法・連環』

2010年の本屋大賞(第7回)、吉川英治文学新人賞(第31回)の冲方丁(うぶかたとう)氏の『天地明察』を読む。

幕府に囲碁をもって仕えるという職(碁方)にありながら、算術に興味を持ち、後に800年ぶりに暦を改訂し貞享暦を導入した渋川春海というちょっとマイナーな人物を取り上げながら、面白いと評判の作品。

ただ、私にはちょっとあわなかったなぁ、つまらなくはないのですが・・・。
渋川春海という稀代の天才でありながら、ちょっとマイナーな人物を取り上げ、同じく天才である和算の関孝和や囲碁の本因坊道策との交流や同時代の大名である保科正之や徳川光圀(水戸黄門ね)、酒井忠清(下馬将軍)などとの交流を描いた着眼点は面白いなぁ、とは思いましたが、いろいろ盛り込みすぎてちょっと薄っぺらな感じがしました。えんとの馴れ初め話なんかは、とくにいらないかもしれません。。。

なお、私は暦には詳しくありませんが、この小説の暦に関する記述は、少々、誤りが散見される模様です。

私が気になったのは、江戸時代前期の儒学に関する著者の考えです。
小説ではあまり良く書かれていない山鹿素行(一方、山崎闇斎はよく書かれています。)。
素行は、保科正之がすすめる民生を重視した政治の意義も渋川春海が進める改暦の意義も理解できないやや偏狭な人物に描かれています(まぁ、実際、闇斎を師事する保科正之により江戸を追放される処分をくだされています)。

素行の論は作者が言うような武士だけの論ではなく、農工商人の存在価値は明らかであるのに、その上に立つ武士のその存在価値は自明ではない。ではなぜ、武士がその上にたっているのか、ということ論じたもの。決して、民を無視したものではない、と思うのです。

なお、闇斎は、朱子学を2次文献ではなく、朱子が書いた一次文献によって理解しようと務め、我が国の朱子学の水準を高めた人物として知られていますが、それがゆえに、他ならぬ素行からは追放の書となった聖教要録の中で、

ただ、敬のみを言えば、乃ちその心逼塞にして通ぜざるのみ

とその狭量さを批判しています。


太田省一『アイドル進化論 南沙織から初音ミク、AKB48まで』~アイドルを学問的に分析してもあんまおもんないということを改めて実感

アイドルを東大の社会学でドクターまで行っている著者が、社会学的に分析したのが本書です。
たまたま、キャンディーズを論じている項を読んで、面白そうだったのと、ある程度、重厚なアイドル論を読んでみたいな、と思って購入したのですが、正直言って失敗でした。

1、アイドルの身体と楽曲とのギャップと2、ファンの愛着の視線(ようするに好きってこと)と批評の視線という切り口でアイドルを分析していますが、まぁ、そういう見方もあるのかなぁ、という程度であんまり面白いとは思わなかった・・・。1960年生まれで、70年代から最近までのアイドルを論じていらっしゃるのは、さすがと思いましたが、やはり前半の70年代のアイドル論(私が立ち読みしたキャンディーズの項とか)の方がまだ読めたのは、著者がアイドルファンとして過ごしていた時代だったからなのかなぁ、と。

社会学的分析よりも、ファンの愛着の視線、例えば、キャンディーズの伊藤蘭や松田聖子、それに斉藤由貴が出てきたときに、いかに「かわいい!!」と思ったかなんて評論を読んでみたいものです。

なお、表題に「進化論」とありますが、特にダーウィニズムとは関係なさそうで、単に、アイドルの移り変わり程度の意味のようです。


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